腰・膝の痛み
歩行困難にもなる腰の痛み
腰の痛みの場合でも、単に腰と呼ばれている部分の痛みだけでなく、臀部から足の裏側にいたるまでしびれや突っ張り感などの症状が見られることがあります。この痛みのために長距離が歩けなくなったりすることがあります。
このような症状の場合には主に、腰部へホットパックをあて手技療法を施します。特に痛みが強い場合には、鍼治療を用いて痛みをやわらげる治療も行います。
主な症状
ギックリ腰
ギクッと痛めた、腰を動かすことができない
腰痛
運動不足、長時間同じ姿勢でいることが多い、腰部に鈍痛・疲労感・脱力感
変形性脊椎症
高齢である、動きはじめが痛い
腰椎椎間板ヘルニア
下肢にしびれや痛みがある、腰に負担のかかる仕事やスポーツをしている
脊椎分離すべり症
腰の中心(背骨)が痛い、腰をそらすと痛い
脊柱管狭窄症
しばらく歩くと痛くて歩けなくなるが、休むと歩けるようになる
関節の動きに影響する膝
膝関節には、内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靱帯、後十字靱帯などの靭帯があります。これらの靭帯は関節を連結しているだけではなく、関節の動きを制限し安定させる作用と、関節運動を誘導する作用があります。
交通事故やスポーツなどで靭帯に大きなストレスがかかったときに、引きのばされたり、断裂すると関節が不安定になってしまいます。不完全に治癒した場合は、痛みや不安定性が残るだけでなく、二次的に変形性関節症を引き起こしやすくなります。
主な症状
靭帯損傷、半月板損傷
転んだ、ぶつけた、捻った
変形性膝関節症
高齢である、O脚で歩き始めが痛い